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ユダの地に帰りなさい
□5月12日(土)
サムエル記第一 22:1-23(5)

今日の御言葉:22:1〜22:23
1 ダビデはそこを去って、アドラムのほら穴に避難した。彼の兄弟たちや、彼の父の家のみなの者が、これを聞いて、そのダビデのところに下って来た。
2 また、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった。
3 ダビデはそこからモアブのミツパに行き、モアブの王に言った。「神が私にどんなことをされるかわかるまで、どうか、私の父と母とを出て来させて、あなたがたといっしょにおらせてください。」
4 こうしてダビデが両親をモアブの王の前に連れて来たので、両親は、ダビデが要害にいる間、王のもとに住んだ。
5 そのころ、預言者ガドはダビデに言った。「この要害にとどまっていないで、さあ、ユダの地に帰りなさい。」そこでダビデは出て、ハレテの森へ行った。
6 サウルは、ダビデおよび彼とともにいる者たちが見つかった、ということを聞いた。そのとき、サウルはギブアにある高台の柳の木の下で、槍を手にしてすわっていた。彼の家来たちはみな、彼のそばに立っていた。
7 サウルは、そばに立っている家来たちに言った。「聞け。ベニヤミン人。エッサイの子が、おまえたち全部に畑やぶどう畑をくれ、おまえたち全部を千人隊の長、百人隊の長にするであろうか。
8 それなのに、おまえたちはみな、私に謀反を企てている。きょうのように、息子がエッサイの子と契約を結んだことも私の耳に入れず、息子が私のあのしもべを私に、はむかわせるようにしたことも、私の耳に入れず、だれも私のことを思って心を痛めない。」
9 すると、サウルの家来のそばに立っていたエドム人ドエグが答えて言った。「私は、エッサイの子が、ノブのアヒトブの子アヒメレクのところに来たのを見ました。
10 アヒメレクは彼のために主に伺って、彼に食料を与え、ペリシテ人ゴリヤテの剣も与えました。」
11 そこで王は人をやって、祭司アヒトブの子アヒメレクと、彼の父の家の者全部、すなわち、ノブにいる祭司たちを呼び寄せたので、彼らはみな、王のところに来た。
12 サウルは言った。「聞け。アヒトブの息子。」彼は答えた。「はい、王さま。ここにおります。」
13 サウルは彼に言った。「おまえとエッサイの子は、なぜ私に謀反を企てるのか。おまえは彼にパンと剣を与え、彼がきょうあるように、私に、はむかうために彼のために神に伺ったりしている。」
14 アヒメレクは王に答えて言った。「あなたの家来のうち、ダビデほど忠実な者が、ほかにだれかいるでしょうか。ダビデは王の婿であり、あなたの護衛の長であり、あなたの家では尊敬されているではありませんか。
15 私が彼のために神に伺うのは、きょうに始まったことでしょうか。決して、決して。王さま。私や、私の父の家の者全部に汚名を着せないでください。しもべは、この事件については、いっさい知らないのですから。」
16 しかし王は言った。「アヒメレク。おまえは必ず死ななければならない。おまえも、おまえの父の家の者全部もだ。」
17 それから、王はそばに立っていた近衛兵たちに言った。「近寄って、主の祭司たちを殺せ。彼らはダビデにくみし、彼が逃げているのを知りながら、それを私の耳に入れなかったからだ。」しかし王の家来たちは、主の祭司たちに手を出して撃ちかかろうとはしなかった。
18 それで王はドエグに言った。「おまえが近寄って祭司たちに撃ちかかれ。」そこでエドム人ドエグが近寄って、祭司たちに撃ちかかった。その日、彼は八十五人を殺した。それぞれ亜麻布のエポデを着ていた人であった。
19 彼は祭司の町ノブを、男も女も、子どもも乳飲み子までも、剣の刃で打った。牛もろばも羊も、剣の刃で打った。
20 ところが、アヒトブの子アヒメレクの息子のエブヤタルという名の人が、ひとりのがれてダビデのところに逃げて来た。
21 エブヤタルはダビデに、サウルが主の祭司たちを虐殺したことを告げた。
22 ダビデはエブヤタルに言った。「私はあの日、エドム人ドエグがあそこにいたので、あれがきっとサウルに知らせると思っていた。私が、あなたの父の家の者全部の死を引き起こしたのだ。
23 私といっしょにいなさい。恐れることはない。私のいのちをねらう者は、あなたのいのちをねらう。しかし私といっしょにいれば、あなたは安全だ。」

聖書引用(聖書の著作権):新改訳聖書(日本聖書刊行会)

 

 
 ダビデは、これ以上、ガテにとどまることができませんでした。アドラムのほら穴に逃げ込みました。王の宮殿で暮らしていた彼が、ほら穴で野宿者として生きなければなりませんでした。淋しく、惨めに感じたことでしょう。ところが、そこに自分の家族が集まって来ました。そして、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちも集まって来ました。ダビデが王宮生活だけをしていたなら、このような人たちと会うこともなく、人生のはじき者である人びとの心を知ることもなかったでしょう。しかし、自らみすぼらしい者になることで、彼らを知り、人々からの同情も受け、指導者として立てられ始めました。モーセと同じように、ダビデも一国の主になるためには、まず低くされなければなりませんでした。
 その後、ダビデは家族と共に、モアブの王のところに行きました。ダビデは、モアブの要害に留まろうとしました。その時、預言者ガドが神様の御言葉を伝えました。「この要害にとどまっていないで、さあ、ユダの地に帰りなさい。」 要害は安全なところです。サウルのほとぼりがさめるまで、そこにいれば良いようにも思えます。しかし、神様は、ユダの地に帰るようにと言われました。なぜなら、サウルからの追撃は、神様がダビデを育てるための訓練であるからです。訓練兵が訓練所から離れては、訓練を修了することができません。ユダの荒野は、ダビデにイスラエルの王の資格を与えるための訓練所です。神様の御旨の置かれた過程を終える前に、ユダの外に出ては行けません。私たちにも、神様が訓練される場所があります。家庭であったり、学校、職場、特定の宣教の地であったりします。それらを避けて、もっと安全な所に行きたいと思うなら、避け所である神様を体験することができなくなります。
 サウルは、ダビデの逃走を手助けしたとして、アヒメレクと祭司八十五人とその家族をドエグに殺させました。ダビデは、自分がアヒメレクに助けを求めたせいで、このことが起きたのだと、責任を感じました。


適用:私が訓練を受けなければならない場所はどこか

一言:訓練を逃げずに、受けよ

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【日ごとの糧】とは個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
この冊子は】は、三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
この冊子は、教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

 

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