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99年19講 聖餐の意味

投稿者: Jubfadmin 掲載日: 2004/12/23 (1993 回閲覧)
1999年ルカの福音書第19講

 

聖餐の意味

 

御言葉:ルカの福音書22:1?23

要 節:ルカの福音書22:20

「食事の後、杯も同じようにして言われた。

『この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。』」

 

 今年のサマー・バイブル・キャンプを通して私達はイエス様を自分の主キリストとして受け入れました。また、この国が21世紀には福音を輸出する国となるビジョンを見ることができました。私達の祈りを聞かれ、サマー・バイブル・キャンプを大きく祝福して下さった主に感謝します。

 さて、今日から学ぶルカの福音書22-24章はイエス様の十字架と復活に関する御言葉です。何の罪もないイエス様が人類の罪を贖うために十字架につけられ、死なれ、よみがえられた事件は人類の歴史上一番大きな事件です。これを通して福音が完成され、人類の救いのみわざが成し遂げられました。

 今日の御言葉は有名な「最後の晩餐」です。これはイエス様が逮捕される前夜にあった出来事です。イエス様は最後の晩餐を通してご自分が十字架につけられ肉が裂かれ、血を流される意味が何かを弟子達に教えてくださいました。この時間、御言葉を通して聖餐の意味を悟ることができるように祈ります。

 

?.過越の最後の晩餐(1-23)

 

 1節をご覧ください。時は、過越の祭りといわれる、種なしパンの祝いが近づいていました。過越の祭りはイスラエル人がエジプトでの奴隷状態から解放されたことを記念する祭りで、イスラエルの三大祭の中でも特に盛大なものでした。過越の祭りが近づくとイスラエル人は救いの恵みを覚えて感激していたことでしょう。特に当時ユダヤ人はローマの植民統治を受けていたので過越の祭りは特別な意味を与えてくれたと思います。

 ところが、その時宗教指導者達はどんなことを研究していましたか。彼らは神様の救いの恵みと愛を黙想しながら群衆に伝えるメッセージを準備しなければなりませんでした。しかし彼らは、イエス様を殺すための良い方法を捜していました。彼らの心の中には妬みと殺意が満ちていました。このような彼らに良い機会が訪れました。裏切り者ユダが彼らのほうに来たのです。ユダは祭司長たちや宮の守衛長たちと、どのようにしてイエス様を彼らに引き渡そうかと相談しました。彼らは喜んで、ユダに金をやる約束をしました。

 ユダはイエス様の十二弟子のひとりです。彼はイエス様の弟子のひとりとして選ばれ、イエス様を学べる大きな特権が与えられました。また、彼がお金を管理していたことを見ると、イエス様から認められていたことがわかります。このような彼がなぜ自分の先生を裏切る気になったのでしょうか。それは本当に理解しにくいことです。その理由について3節は次ぎのように言っています。「さて、十二弟子のひとりで、イスカリオテと呼ばれるユダに、サタンがはいった。」ルカは、ユダの行動の背後に、サタンの働きがあると言っています。

 ユダはイエス様について行きながらもイエス様よりこの世を愛しました。お金を愛しました。聖書には金銭を愛することが、あらゆる悪の根だと言っています(?テモテ6:10)。彼はイエス様を通して現実的な有益を求めていました。イエス様が目的ではなく手段でした。彼がイエス様について行く動機は純粋ではありませんでした。イエス様の人気が上がり、大勢の人々がイエス様について来る時には自分は成功した人だと思いました。「イエス様について来てよかった」と思いました。しかし、イエス様が自分の理想と離れているように感じた時には段々不安になりました。彼はイエス様に自分を捧げず、ためらっている内にサタンが入ってしまいました。サタンに支配されるようになった彼は完全に変わりました。彼は群衆のいない時にイエス様を宗教指導者達に引き渡そうと機会をねらっていました。私達はこのようなユダを非難しやすいです、私達にも彼のようになる可能性があることを忘れてはなりません。ですから、イエス様が主の祈りで教えてくださったように自分の弱さを認めて毎日「私をサタンの試みに会わせないでください」と祈らなければなりません。

 7節をご覧ください。さて、過越の小羊のほふられる、種なしパンの日が来ました。種なしパンの日になると過越の小羊をほふり、家族単位で過越の食事をしました。彼らは食事をしながら過越の祭りの意味を心に刻みました。8節をご覧ください。イエス様はペテロとヨハネを遣わされ、過越の食事の場所を準備するように指示を与えられました。10-12節をご覧ください。「町にはいると、水がめを運んでいる男に会うから、その人がはいる家までついて行きなさい。そして、その家の主人に、『弟子たちといっしょに過越の食事をする客間はどこか、と先生があなたに言っておられる。』と言いなさい。すると主人は、席が整っている二階の大広間を見せてくれます。そこで準備をしなさい。」これは弟子達も知らない内密の食事が必要であったことを暗示します。イエス様はユダのことを考えられたと思います。ペテロとヨハネはイエス様の言われることが理解できなかったと思いますが言われた通りに従いました。彼らが出かけて見ると、イエス様の言われたとおりでした。それで、彼らは過越の食事の用意をしました。

 14-15節をご覧ください。さて時間になって、イエス様は食卓に着かれ、使徒たちもイエス様といっしょに席に着きました。イエス様は言われました。「わたしは、苦しみを受ける前に、あなたがたといっしょに、この過越の食事をすることをどんなに望んでいたことか。」それは過越の食事を通して彼らにイエス様の十字架の意味を教えるためでした。16節をご覧ください。「あなたがたに言いますが、過越が神の国において成就するまでは、わたしはもはや二度と過越の食事をすることはありません。」これは地上で最後の過越の食事であることを言ってくれます。イエス様は過越の祭りの小羊となられ、私達を罪とサタンの支配から救うためになだめの供え物となられました。使徒ヨハネは黙示録19:9節で神の国の過越の祭りについて次ぎのように言いました。「小羊の婚宴に招かれた者は幸いだ」。神の国の過越の宴会には小羊であるイエス様の血によって贖われた人だけが参加することができます。過越の祭りは神の国で完成されます。

 17、18節をご覧ください。イエス様は、杯を取り、感謝をささげて後、言われました。「これを取って、互いに分けて飲みなさい。あなたがたに言いますが、今から、神の国が来る時までは、わたしはもはや、ぶどうの実で造った物を飲むことはありません。」ここで「神の国が来る」とは、イエス様がよみがえられ、天に上られ、将来栄光の姿で再び来られることを意味します。弟子達はイエス様が十字架につけられることを言われるたびに悲しくなりました。不安になりました。心も顔も暗くなりました。彼らはイエス様を失うのではないかと恐れに満ちていました。イエス様はこのような彼らに神の国に対する大きな望みを与えて下さいました。彼らは将来死に打ち勝ち、よみがえり、神の国で小羊の過越の宴会に参加するようになります。そして永遠に愛するイエス様とともに生きるようになります。これはどんなに栄光ある望みでしょうか。これがまさに生ける望みです。

 19節をご覧ください。それから、パンを取り、感謝をささげてから、裂いて、弟子たちに与えて言われました。「これは、あなたがたのために与える、わたしのからだです。わたしを覚えてこれを行ないなさい。」彼らは大きなパンを裂いて、分けて食べました。これはイエス様が十字架につけられご自分のからだが裂かれることを意味しています。ヨハネ6:51節でイエス様はご自分について次ぎのように言われました。「わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。またわたしが与えようとするパンは、世のいのちのための、わたしの肉です。」イエス様はいのちのパンです。誰でもイエス様に来る者は決して飢えることがありません。(ヨハネ6:35)。イエス様は霊的に飢えている私達に真の満足を与えられます。

 20節をご覧ください。食事の後、杯も同じようにして言われました。「この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。」ここで大切なのは「新しい契約」です。新しい契約は古い契約を前提にしています。古い契約は神様が選ばれた民イスラエル人と結んだ契約です。神様はイスラエル人を選ばれ、神様の民として守るべき律法を与えられました。そしてそれを守るなら聖なる国民、祭司の国とすると約束されました。イスラエル人はそのとおりにすると言いました。それによって神様とイスラエル人の間には契約が結ばれました。ところが「血を注ぎ出すことがなければ、罪の赦しはないのです」(ヘブル9:22)と明記されているように、血が流されなければ神様と神様の民との間に罪の赦しの約束は成立しません。神様との和解がなされるためには、どうしても犠牲の血が流される必要があります。それで神様は人間が犯した罪の身代わりとして獣の血を流すようにされました(出24:6-8)。しかし、古い契約は獣の血によるもので不完全なものでした。獣の血は根本的に人間の罪を贖う力がありませんでした。

 それで神様はイエス・キリストの血による新しい契約を結んでくださいました。では、「新しい契約」と呼ばれたその新しさはどこにあるのでしょうか。新しい契約は神様が新しいイスラエル、つまりイエス様を信じる人と結ぶ契約です。ですからこの契約は、限定された一民族ではなく、全世界のすべての民族や人種に拡大された契約です。また、古い契約は石の板に書かれた律法によるものですが、新しい契約は心の板に、すなわち聖霊が豊かに注がれることによって確かめられる契約です(エレ31:33)。古い契約は動物の血によるものですが、新しい契約はイエス様の血によるものです。動物の血は不完全で一時的で将来来るべき本物の影に過ぎません。しかし、イエス様の血は何の罪もない純潔な神様の御子としての血として完全なものです。ですから罪の赦しの効力も完全であり、永遠です。ですからいつどこでもどんな罪人でも十字架の赦しの愛を信じて自分の罪を悔い改めるなら罪の赦しを受けることができます。これはどんなに大きな恵みでしょうか。

 多くの若者達が汚れた人生ではなく聖く、正しく、純粋な人生を送ることを願います。しかし心ならず常に失敗します。罪によって中風の人のように無気力になり、取税人のように利己的になり、サマリヤの女のように情欲的になります。それは罪に支配されているからです。ところが、この罪の問題はいくら良い行いを繰り返して行なっても、毎日修行をしても解決することができません。服は汚れると洗濯するときれいになるし、体もお風呂に入ればきれいになります。しかし、私達の内面にある罪はお風呂に入っていくら洗ってもきれいにすることができません。罪はこの世の何によっても消すことができないひどいものです。それはただ神様の小羊であるイエス様の血によってのみ消すことができます。なぜならイエス様の血は神様の御子の血として罪によって汚れてない純潔な血だからです。病院に行けば血液検査を行ないます。それは人が病気にかかると血が汚くなるからです。私達が罪悪な生活習慣と汚れた考えから離れてきよい生活を送ることができる唯一の道はキリストの血によって交換輸血をすることです。すなわち、キリストの血の恵みを受けなければなりません。ヘブル人への手紙の著者は次ぎのように証ししました。「もし、やぎと雄牛の血、また雌牛の灰を汚れた人々に注ぎかけると、それが聖めの働きをして肉体をきよいものにするとすれば、まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行ないから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。」(ヘブル9:13、14)。キリストの血は私達をすべての罪の欲と罪悪な考えや習慣から離れさせる力があります。ですから私達がイエス・キリストの血の力を受ける時、段々聖なることを求めるようになり、純粋な神様の人として新しく生まれ変わるようになります。

 新しい契約はこのようにキリストの血によって結ばれたもので、誰も変えることができない一番確実で永遠なるものです。この契約は誰でもイエス・キリストの血を信じるならその人の罪を赦してくださるという神様の約束です。イエス様と一緒に十字架につけられた一人の犯罪人はイエス様が自分の罪のために十字架につけられ死なれることを信じました。彼が信じたその瞬間、彼を縛っていた罪の鎖は解かれ、凶悪な犯罪人は聖なる神様の子供になりました。そして彼はイエス様と一緒にパラダイスに入りました。それは信じがたいことですが、神様の約束を信じる者には実際に起こることです。それは新しい契約を信じる者に神様が与えられる祝福です。イエス様は19節で「わたしを覚えてこれを行ないなさい。」と言われました。「覚える」とはその意味を新しく心に刻むことです。イエス様は恵みをよく忘れてしまう人間の罪悪な本性をご存知で、覚えて行なうように言われました。信仰生活は受けた救いの恵みを覚えてその恵みを証しする生活です。私達が毎日救いの恵みを覚える生活ができるように祈ります。

 結論的に私達はきょうの御言葉を通してイエス様が私達のために十字架につけられ、肉が裂かれ、血を流し私達の罪を赦してくださったことを学びました。これからいつも十字架の恵みが私達の心の中に生きているように祈ります。そして、罪悪で淫乱なこの時代にさかのぼって聖なる生活を送ることができるように祈ります。また、私達が常にこのイエス様の血による新しい契約を覚えて生命力が溢れる信仰生活を送ることができるように祈ります。

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