マタイの福音書2:13-23(23) [JLB] [KLB] [NIV]
ナザレ人
□1月24日(主日)
ヨセフとマリアは、主の使いの指示に従ってエジプトに逃れました。博士たちが故国へ帰ると、ヘロデはベツレヘムとその周辺一帯の二歳以下の男の子をみな殺させました。これはホセア書とエレミヤ書の御言葉が成就されたことです。ヘロデが死ぬと、主の使いがヨセフの夢に現れ、イスラエルの地に行くように言いました。しかし、暴悪なアルケラオがヘロデに代わってユダヤを治めていると聞いたので、そこに行くことを恐れました。ヨセフは、夢で指示されたガリラヤ地方に退き、ナザレという町に行って住みました。ナザレの町に住んだことに対して、マタイは「ナザレ人と呼ばれる」と語られたことが成就するためであると言及しています。歴史的に、ナザレは蔑視されてきた町でした。(ヨハネ7:41, 52)ガリラヤ人でさえ、ナザレから何か良いものが出るだろうかと言いました。(ヨハネ1:46)ナザレは誹謗と侮辱の象徴でした。イエス様は、ユダヤ人の王として来られ、約束されたメシアでありながら、誹謗と侮辱のナザレで成長されました。このナザレ人イエス様は、私たちの蔑視される悲しみと痛みを分かって下さる方です。イエス様は、私たちを哀れみ深く、慰められる救い主です。ナザレ人イエス様を受け入れる時、真の慰めと平和が臨みます。
適用:蔑視される痛みがありますか
一言:ナザレ人イエス様は私たちをあわれみ深く思われます