出エジプト記 12:1-28(13) [JLB] [KLB] [NIV]
主の過越のいけにえ
□1月20日(水)
十番目の災いが起ころうとしています。主は、イスラエルの民がどうすればこの災いから守られるかを、モーセを通して教えられました。まず、この災いから守られる月を、年の最初の月としなければなりません。その最初の月の十日に、一歳の傷のない子羊を取ります。その羊を十四日まで見守り、夕暮れにそれを屠ります。羊を殺した後、その血を家の二本の門柱と鴨居に塗ります。肉は火で焼いて、種なしパンと苦菜を添えて食べます。食べるときに腰の帯を締め、足に履き物をはき、手に杖を持って、急いで食べます。これが主の過越のいけにえです。その夜に、主はエジプトの地を巡って、人や動物を問わず、エジプトの地にあるすべての長子を打ちます。しかし、羊の血が塗られている家は、死の災いが過ぎ越します。イスラエルは、この日を記念して、主への祭りとして祝い、代々に渡って守るべき永遠の掟として、祝わなければなりません。この過ぎ越しの祭りに続いて、種なしパンの祭りも守るように、主は教えられました。
過越の羊は、世の罪を背負われる神の小羊イエス様を象徴しています。道徳的な生活、良い行為をしても、神様の裁きを逃れることはできません。ただ子羊であるイエス様の血をその心に塗った人だけが、裁きから逃れることが出来ます。神様は、イエス様をキリストとして信じる信仰によって、裁くことをされず、その裁きを永遠に過越(Passover)してくださいます。これはすべてが神様の恵みです。私たちには、何の義もありませんが、ただイエス様の血によって救われました。私たちはこの恵みをいつも覚えて感謝すべきです。
適用:どのように救われましたか
一言:イエス様の血によって